学校概要

 小学部の前身は本部町立上本部小学校。1980年(昭和55年)に豊川小学校,新里小学校,謝花小学校の3校の統合校として現上本部学園校地に創設された。

 創設当初から謝花小学校,豊川小学校,新里小学校の歴史と伝統,校風が受け継がれ,校区民は,それぞれの母校としての愛着と学校環境への深い関心がある。創設から約10年余の間はPTA・地域の方々の協力により教育環境の充実に向け,庭園作りや芝植えや新里小学校からのモンパノキ・ナンキンハゼ・デイゴの移植等の校地整備,プールや新校舎建築等の施設校舎の整備に努めてきた。平成元年・2年に町教育委員会の指定を受け,合科的指導の研究校を,平成4年・5年には道徳の研究推進校として,県・町教育委員会の指定を受け,一人ひとりの道徳性を高める指導に努めてきた。伝統として,現在も「人権教育の充実」などが息づいている。

 令和元年10月,創立40年目の年に運動場敷地に完成した「上本部学園」新校舎に移転した。翌,令和2年度から上本部小中一貫教育校「上本部学園」小学部となり,引き続き「上本部幼稚園」を併設園としている。

 中学部は1948年(昭和23年)4月8日に上本部中等学校として,生徒数542名,学級数11学級,職員数20名で校地未定のため元謝花小学校敷地で開校式・入学式を挙行した。校舎が完成するまで,新里初等学校を借用し,午後に授業を実施している。同年6月16日,校地を北里区風登原573番地に決定し,8月1日仮校舎落成式,8月23日に移転完了し本格的に授業を開始する。

 1952年(昭和27年)4月1日に上本部中学校と校名を変更する。開校当時の校地決定や茅葺校舎から鉄筋コンクリート校舎へ,台風の度に校舎の修理作業,ボーリングによる水不足の解消,運動場拡張作業,体育館建設,校地の買収,校舎の改築等と学校設立には,多くの関係者の方々のご努力があった。令和元年10月,上本部小学校運動場敷地に完成した「上本部学園」新校舎に移転した。翌,令和2年度から上本部小中一貫教育校「上本部学園」中学部となる。

 2017年(平成29年)に小中一貫教育校に向けての根幹作りが始まる。地域・保護者・学校へのアンケート調査をもとに11月に第一回懇話会がもたれた。平成30年度には懇話会の提言を受け,具体的な教育課程編成作業に入る。更に,9月には上本部小学校運動場敷地に上本部学園新校舎の建設が始まる。

 平成31年度は教育課程編成作業及び移行期間として小中職員間の具体的確認が行われる。同年度の10月15日に引っ越し作業が完了し,令和2年4月1日から本部町立小中一貫教育校「上本部学園」となった。

令和7年度在籍数(5月1日現在)

 
幼稚園
小1年
小2年
小3
小4
小5
小6年
中1年
中2年
中3年
合計
男子
17
10
13
14
22
19
21
13
23
22
 
女子
8
16
10
14
17
 17
14
20
17
20
   
合計
25
26
30
28
39
36
35
33
40
42
327

       

令和7年度学級数

 
通常学級
情緒学級
知的学級
合計
幼稚園
1
0
0
1
小学部
6
1
2
9
中学部
5
1
1
7
小・中計(幼除く)
12
2
3
17

       

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